人気ブログランキング | 話題のタグを見る

在宅で母の介護をしている私の毎日

by le_style

7月17日 転院、午後

母の転院先はリハビリ病院なので、
2時から言語聴覚士、作業療法士、理学療法士によるリハビリが始まる。

相談員にも会い、今後の話になる。
曰く、
ここはリハビリ病院なので、帰宅を目標としている。
が、前の病院からは経管栄養とは聞いておらず、
スタッフも「どうしよう」となってしまっている
(でも、私たちの前で誰もそんな態度はおくびにも出さない。
プロフェッショナルである)。
母の症状は重く(本来なら受け入れないが)、
家に戻らせたいという家族の意向を聞いて受け入れることにした。
経管栄養のままだと、今までのショートステイは使えない。
経管栄養のままで家に帰るのが難しい場合は、
老人ホーム、そういう状態の人を受け入れる病院に転院という方法があるが、
その種の病院は月に20~30万円かかる。

特養はどうかと聞くと、看護師が24時間体制ではないのでやはり受け入れてもらえないそうだ。
残りは、痰吸引などの技術を家族が学んで在宅で介護・看護する方法があるという。
その場合は訪問看護師に入ってもらう。
実際にそういう家族もいるそうだ。

事実を言われているだけなのに、
相談員の言葉の端々に嫌なものを感じ、転院して希望が見えた途端にまたぺしゃんこにされた気分になる。
金銭的なことを考えると家に帰るのが1番、私が痰吸引でもなんでもやってやろうじゃん!とか思う。

ここで姉が帰宅し、私は母のリハビリに付き合う。
言語聴覚士、作業療法士、理学療法士ともにものすごく感じがよく、
母や私に寄り添ってリハビリを進めてくれる。
母は自分の唾をごっくんと飲み込むことができ、希望が見える。
マッサージや身体を伸ばしたりして、気持よさそうに見える。
この人たちの力を借りれば、もしかしたら母は家に帰れるかもしれない。
私も精神・体力を整えて、母のリハビリに伴走する、と決める。




by le_style | 2019-07-18 09:23 | 介護